コボットStudioのインストール手順を、製品のダウンロードから初期設定までご紹介します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.2.0.1
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます。
1. システム要件確認
コボットStudioをインストールする前に、「Studioの動作環境」を参照してStudioをインストールしたい対象PCや仮想マシンのOSやスペックが最小条件を満たしていることをご確認ください。
2. ダウンロード
まず、コボットポータルの「インストーラーとリリースノート」から、インストールしたいバージョンのダウンロードページを開きます。次に、「1. インストーラー」に記載のダウンロードリンクから、インストーラーをダウンロードします。
インストール対象PC端末のOS(32ビット/64ビット)に合わせて、「Studioとエージェント」からインストーラーをダウンロードすると (Studio/Agent 2.2.0.1以降のバージョン)64ビット版のインストーラーがダウンロードされます。
※コボットStudio/Agent 2.1.1.2までのバージョンを利用される場合には、インストール対象PC端末のOS(32ビット/64ビット)に合わせて、32ビット版/64ビット版のいずれかのインストーラーをダウンロードします。
ヒント
StudioとAgentは1つのインストーラーにまとめられています。
例)コボットStudio/Agent 2.2.0.1 の場合、 「kobotPlatform-2.2.0.1-x64.exe」がダウンロードされれば完了です。
※コボットStudio/Agent2.1.1.2までのバージョンの場合はZIPファイルがダウンロードされますので、ダウンロード後に必ず解凍してください。解凍先フォルダに「kobotPlatform-x86.msi」または「kobotPlatform-x64.msi」と「setup.exe」があれば、インストーラーのダウンロードが完了です。
3. インストール
コボットStudio/Agent2.0.1.7から、上書きインストールが可能になりました。元のバージョンが入った状態で、インストーラーから新バージョンをインストールできます。(2.0.1.7以前のバージョンをインストールする場合は、元のバージョンをアンインストールしてからのインストールが必須です)
同一端末に、複数のバージョンを同時にインストールすることはできません。
掲載している画面はバージョンによって一部異なる可能性がございますが、手順の大まかな流れは変わりません。
上記注意点をご確認後、インストール作業を実施してください。
インストーラー「kobotPlatform-2.2.0.1-x64.exe」をダブルクリックしてインストールを始めます。
※コボットStudio/Agent 2.1.1.2までのバージョンの場合はインストーラー「setup.exe」をダブルクリックします。
※インストーラーをダブルクリックすると、下記のメッセージが出現することがあります。
メッセージ:
「WindowsによってPCが保護されました」
こちらのメッセージが出現した場合は、まず「詳細情報」をクリックし、その後現れる「実行」ボタンをクリックします。
下記のメッセージが出現した場合は「はい」ボタンをクリックします。
メッセージ:
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」
セットアップウィザードが起動したら、画面に従ってインストールを進めていきます。
まず、「kobot Platformセットアップウィザードの開始」画面の「次へ(N)」ボタンをクリックします。
次に表示される「使用許諾契約書の同意」画面の規約内容をお読みの上、「同意する(A)」を選択し「次へ(N)」ボタンをクリックしてください。
次に表示される「インストール先の指定」画面の「次へ(N)」ボタンをクリックして進めます。指定がなければ、デフォルトで設定されているフォルダ配下にインストールされます。インストールするフォルダを変更したい場合は、任意のフォルダを設定してください。
「インストールの確認」画面が開きます。「次へ(N) >」ボタンをクリックすると、インストールが始まります。
※コボットStudio/Agent 2.2.0.1 の場合、「既存のフォルダーへインストールしますか?」のメッセージが表示されることがありますがその場合には「はい(Y)」ボタンをクリックします。
「インストール準備完了」画面に移ります。「インストール(I)」ボタンをクリックすると、インストールが始まります。
※上書きインストールをしている場合、下記の画面が出現することがあります。その場合、「自動的にアプリケーションを終了する(A)」を選択し、「次へ(N)」ボタンをクリックします。
インストール対象のPC端末のハードウェアスペックにもよりますが、数秒ほどでインストールされます。
最後に、「kobot Platformセットアップウィザードの完了」画面の「完了(F)」ボタンをクリックして、インストールを終了します。
インストール完了(後)に、再起動を求めるメッセージが出現することがあります。
その際、すぐに再起動を実施する場合は「はい」、後でご自身で再起動をする場合は「いいえ」をクリックします。
無事にインストールが完了すると、デスクトップにStudioとエージェントのアイコンが表示されます。
4. ライセンス認証
インストール完了後、コボットのライセンス認証を行う必要があります。
まずはデスクトップに作成された「kobot Studio」のショートカットアイコンをダブルクリックして、「kobotへようこそ。kobotをアクティベーションしましょう」画面を開きます。
ライセンス認証の方法は「LMS」と「kobot センター」の2つ種類があります。
スタンドアロンライセンスをご利用のお客様は、「LMS認証」手順をご確認ください。
ネットワークライセンスをご利用のお客様は、「kobot センター」認証方法の説明に進んでください。ご不明点のあるお客様は、自社のRPA統括担当もしくは弊社担当窓口にお問い合わせください。
LMS認証
LMS認証は、発行されたライセンスキーを使い、コボットライセンス管理システムにアクティベーションを行います。アクティベーション後、StudioがインストールされたPC端末の専用ライセンスファイルを適用し、Studioを有効化する仕組みです。
注意
現在LMS認証は、オフライン認証のみの提供となります。下記の手順はオフライン認証の説明となります。
まず、アクティベーション選択画面で LMS(ライセンス管理システム)を選択し、「次へ>」ボタンをクリックします。
アクティベーションタイプの選択画面で「オフライン アクティベーション」を選択し、「次へ>」ボタンをクリックします。
オフラインアクティベーションのステップ1画面に、お手持ちの「ライセンスキー」を入力し、「次へ>」ボタンをクリックします。
オフラインアクティベーションのステップ2画面に表示されたリクエストコードが自動的にコピーされるので、そのまま「次へ>」ボタンをクリックします。
オフラインアクティベーションのステップ3画面の「次へ>」ボタンをクリックします。
次は、コボットライセンス認証用のウェブアプリ(https://lms.kobot.jp/#/activation)を開きます。
アクティベーション画面に、先ほどステップ2画面でコピーされたリクエストコードをペーストし、「提出」ボタンをクリックします。正常にアクティベートされると、ライセンスファイル「Activate.txt」が自動的にダウンロードされます。
コボットライセンス認証用ウェブアプリ上での作業はこれで終了です。
Studioのオフラインアクティベーションステップ4画面に戻り、ダウンロードした「Activate.txt」を右端の「…」メニューからインポートした後、「アクティベート」ボタンをクリックします。
正常に認証が行われると、以下のように「ライセンスが正常にアクティベーションされました。」メッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリックし、ライセンス認証を終了します。
kobotセンター認証
kobotセンター認証は、お客様社内環境のCenterに登録されてあるネットワークライセンスを使い、認証を行う仕組みです。Studioを認証するためには、CenterのURLとライセンスキーが必要です。
ライセンスキーは、Centerの「管理」>「ライセンス」より取得できます。以下はCenterの画面イメージです。
CenterのURLとライセンスキーを準備し、Studioの認証を行います。まずは、アクティベーション選択画面で「kobot センター」を選択し、「次へ>」ボタンをクリックします。
次のアクティベーション画面で、事前に準備したCenterのURLとライセンスキーを該当する項目に入力し、「アクティベート」ボタンをクリックします。
正常に認証が行われると、以下のように「ライセンスが正常にアクティブ化されました。」メッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリックし、ライセンス認証を終了します。
5. 注意点
Studio/Agent 2.1.0.0以降のバージョンをインストールした後、「プロジェクトエクスプローラ」内の「依存関係」にパッケージが赤字で表示される場合がございます。その際は「アクティビティの追加・削除方法(2.1.0.0~)」をご参照いただきますようお願いいたします。