「ファイルを移動」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。
目次
1. アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.MoveFile
2. 説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「ファイルを移動」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「ファイル」 > 「ファイルを移動」
対象ファイルを指定のWindowsフォルダに移動するアクティビティです。
ファイルの移動と同時に、ファイル名の変更もできます。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.3
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3. プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
オプション | 上書き | チェック項目 | 移動先フォルダに同名のファイルが存在する場合、上書きする |
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 値を入力(String型) | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
一般 | エラーでも処理を続ける | 値を入力(Boolean型) | エラー時に後続の処理に進む |
出力 | 移動先パス | 値を入力(String型) | ファイルの移動先パス |
入力 | 移動元パス | 値を入力(String型) | ファイルの移動元パス |
4. 使い方
「ファイルを移動」アクティビティの使用例を参考に説明します。
【例】「インプット」フォルダ内の「ファイル.txt」を「アウトプット」フォルダへ移動する
コボットStudioの①「ファイルを移動」アクティビティを、指定のシーケンス内にドラックアンドドロップで配置します。アクティビティを追加後、移動したいファイルのパスと、移動先のフォルダのパスを指定します。
下記画面キャプチャのイメージです。
上記の例を実現するために、
②「プロパティ」>「出力」>「移動先パス」に「アウトプット」フォルダのパス
③「プロパティ」>「入力」>「移動元パス」に「ファイル.txt」のパス(フォルダ名+ファイル名)
を入力すれば「ファイルを移動」の設定が完成します。