「JSON配列をデシリアライズ」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.DeserializeJsonArray
2.説明
Studio バージョン 2.0.1.5まで
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「JSON」 > 「JSON配列を非直列化」
Studio バージョン 2.0.1.6から
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「JSON」> 「JSON配列をデシリアライズ」
JSON配列の文字列をJArrayに逆シリアル化します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.1.1.2
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
出力 | JSON配列 | 値を入力(Newtonsoft.Json.Linq.JArray型) | Newtonsoft.Json.Linq.JArray変数として逆シリアル化されたJSON配列。 |
入力 | JSON文字列 | 値を入力(String型) | 逆シリアル化したいJSONを含む文字列。JSONはインデントなしでダブルクォーテーションで囲む必要あり。 |
4.使い方
JSONファイルにある配列を読み込む方法についてご紹介します。
事前準備として、プロジェクトフォルダ配下に「Data」フォルダを作成し、その中にJSONファイル(この例の場合は「SampleArray.json」)を予め作成しておきます。
※SampleArray.jsonの内容は下図を参考にしてください。
まずは、「コア」>「ファイル」> 「テキストファイルを読み込む」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティにある「ファイル」>「エンコーディング」と「ファイル名」に文字列かString型の変数( この例の場合では、それぞれ文字列で「 "UTF-8" 」、「 "Data\SampleArray.json" 」)を入力します。
「出力」>「テキスト」にString型の変数( この例の場合では「 result 」)を入力します。※変数の作成は「変数の作成」をご参照ください
次に、「コア」>「JSON」> 「JSON配列をデシリアライズ」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティにある「出力」>「JSON配列」にNewtonsoft.Json.Linq.JArray型の変数( この例の場合では「 arrJson 」)を入力し、「入力」>「JSON文字列」にJSONを含む文字列かString型の変数( この例の場合では、テキストファイルを読み込んだ際に使用したString型変数「 result 」)を入力します。
さらに、「システム」>「コントロールフロー」> 「繰り返し(コレクションの各要素)」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティにある「入力」>「値」に値を入力します。(この例の場合では、JSON配列をデシリアライズで使用した変数「 arrJson 」を入力)
実行結果確認のため「繰り返し(コレクションの各要素)」の「実行」シーケンス内に「1行を書き込む」を配置し、プロパティにある「入力」>「テキスト」に「 item.ToString 」と入力します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でワークフローを実行し出力パネルを開きます。「Tokyo」、「Chiba」、「Saitama」、「Kanagawa」が順番に表示されていることを確認してください。