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コボットStudioにEdgeのバージョンを追加する方法

コボットStudioにEdgeのバージョンを追加する方法についてご紹介します。

1.Edgeのバージョンについて

コボットStudio起動直後の画面の「オプション>実行」上で、Edgeのバージョンを指定することができますが、EdgeのアップデートとコボットStudioのアップデート頻度に差があるため、利用しているEdgeのバージョンが選択肢に含まれないケースがございます。

それを回避するための方法として、手動で新しいバージョンのEdgeDriverをコボットStudioに追加する方法を記載しています。

※こちらの手順は基本的には問題ないものではございますが、環境によってはシステムに影響を及ぼす場合もございます。行う際は、ご自身の責任でのご対応をお願いいたします。

※実施前にシステム管理者様に確認を取られることを推奨いたします。

※「ブラウザ」のカテゴリ内のアクティビティを使用せず、コボットStudio2.1.1.1リリース時に追加された「Native Browser」のカテゴリ内のアクティビティのみを使用する場合は当設定不要です。

詳細については「ブラウザ」と「Native Browser」の違いの「Point5. Chromeの最新バージョンへの対応」をご確認ください。


2.設定手順

Edgeバージョン103(本記事の作成時点で最新のバージョン)のEdgeDriverを追加する場合の手順を記載いたします。

※以下のキャプチャ画像もEdgeバージョン103のものを使用しております。

※実施タイミングのEdgeのバージョンをご確認の上、適宜フォルダ名を変更してご対応お願いいたします。

まず、「C:\Program Files\kobot Platform\WebDriver\EdgeDriver」フォルダ内に「103」という名前のフォルダを手動で作成します。

次に「https://msedgewebdriverstorage.z22.web.core.windows.net/」にアクセスし、バージョン103のページを探して開きます。

表示されたzipファイルの中から、環境に合わせて下記のファイルをダウンロードします。
・お使いのOSが32bitの方:edgedriver_win32.zip
・お使いのOSが64bitの方:edgedriver_win64.zip

ダウンロードが終わったら、zipファイルを必ず解凍してください。
解凍後のフォルダ内に「msedgedriver.exe」というファイルがあるので、exeファイルをコピーします。

「C:\Program Files\kobot Platform\WebDriver\EdgeDriver」フォルダ内に作成した「103」フォルダの中に、コピーしたexeファイルを貼り付けます。

コボットStudioを起動し、画面左側の「オプション」をクリックします。

「実行」タブをクリックします。

「実行」タブを開くとブラウザのバージョンがドロップダウンリストから選択できるので、「Edge」のリストから「103」を選択し「OK」をクリックします。

以上で設定完了です。


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Shiori is the author of this solution article.

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