コボットStudio/Agentを使用した際に出力されるログについてご紹介します。
1.説明
コボットStudioやAgentが何かしら動作をすると、自動的にいくつかのログが出力されます。ログの種類やルール、ログの採取方法をご紹介します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.4.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
2.ログの出力先
ログの出力先は3か所です。※「PCのユーザー名」のところにはコボットStudio/Agentを起動しているOSユーザーを入れてください。
項番 | 出力先パス |
1 | C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot\Logs |
2 | C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot ※ |
3 | C:\ProgramData\kobot\Logs |
※含まれるjsonファイルはログではありませんが、設定確認のために必要となるため掲載しております。
Windowsのフォルダを「隠しファイル」が表示できる状態にしておくと、クリックでエクスプローラーから進めます。※設定方法は「隠しファイルを表示する(Microsoft)」をご参照ください。
なお、コボットStudio画面上にある「ログを開く」をクリックすると、「C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot\Logs」が表示されます。
3.ログの種類
ログファイルの頭には年月日(yyyy-mm-dd)が付与され、1日分のログが追記されていきます。
< 項番1「C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot\Logs」について >
自動出力されるログでメインとなるものです。「C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot\Logs」内にはいくつかのログがStudio/Agentそれぞれから出力されたログが自動保管されます。実行状況によっては出力されないログや0KBのログになることもございます。
【 ログの例 】
yyyy-mm-dd_Execution.0.log
yyyy-mm-dd_Activation.log
yyyy-mm-dd_Studio_Execution.log
yyyy-mm-dd_Studio.log
yyyy-mm-dd_BotService.log
yyyy-mm-dd_BotAgent.log
< 項番2「C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot」について >
「settings.json」ファイルが生成されます。Agentでロボットを実行した際に詳細が記載され、Agentの設定が含まれます。
※ログではありませんが、設定確認のために必要となるため掲載しております。
< 項番3「C:\ProgramData\kobot\Logs」について >
項番1「C:\Users\PCのユーザー名\AppData\Local\kobot\Logs」に含まれるログと類似していますが、詳細なシステム情報が追記されています。実行状況によっては出力されないログや0KBのログになることもございます。
【 ログの例 】
yyyy-mm-dd_Execution.0.log
yyyy-mm-dd_BotService.log
4.ログの送付
コボットStudio/Agentで問題が発生しサポートにお問い合わせいただく際には、問題発生の状況を詳細にお知らせいただくとともに、問題発生当日のログをすべて送付いただくと解決の手助けになることがあります。0KB(何も記載されていない)ログも含まれる場合がございますが、0KBのものも含めて送付をお願いいたします。
お送りいただく際、どのフォルダに入っていたかわかるようにフォルダ分けを行い、zipで圧縮いただけると助かります。
2020年12月10日に問題発生した場合の例を記載します。
【 zip内フォルダ構成例 】
ログ
┗ユーザーフォルダkobotologs
┗2020-12-10_Execution.0.log
┗2020-12-10_Activation.log
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┗ユーザーフォルダkobot
┗settings.json
┗プログラムフォルダkobotlogs
┗2020-12-10_Execution.0.log
┗2020-12-10_BotService.log
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