コボットCenterのユーザーの権限や組織グループ管理について説明します。
目次
※動作を確認したコボットCenterのバージョン:2.0.1.3
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
1. 構成
コボットCenterでは、ユーザーの権限管理は「権限」「ロール」「ユーザー」「グループ」という4つの部分で構成されています。各ユーザーの役割(例:開発担当、運用担当、管理者、など)に合わせて、必要な権限のみ提供する仕組みです。
適切な設定を行う事で、個人情報を扱うロボットへのアクセスを制限したり、慣れないユーザーによる誤操作でデータを消去してしまう事を抑えることができます。
2. ロール概要
ロールとは、ユーザーに許可したい権限を役割単位でまとめて、複数の権限を簡単に付与できる仕組みです。付与されたロールにより、そのユーザーはそれぞれの業務に必要な作業を実行できます。
3. ユーザー概要
ユーザーとは、コボットCenterにログインできるユーザーアカウントです。姓名やメールアドレスの登録の他、ユーザーにどのような権限を与えるかなどの設定が行えます。
4. 組織概要
組織とは、関連するユーザーをまとめて、組織やグループ単位で管理します。組織ごとに操作可能なAgentを割り当てる事で、組織単位で利用可能なAgentを管理できます。例えば、人事部門の専用の1 Agentが登録された場合、経理部門からそのAgentに対してワークフローの実行指示を行うことはできません。