「継続」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.Continue
2.説明
Studio バージョン 2.0.2.0まで
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「継続」
Studio バージョン 2.0.3.0から
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「システム」 > 「コントロールフロー」> 「継続」
実行を継続します。「繰り返し(コレクションの各要素)」、「行ごとに処理」内でのみ使用できます。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.1.1.2
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 |
4.使い方
配列の要素を1つずつ取り出し、処理結果がSaitamaだった場合、次の繰り返し処理に進むワークフローを作成してみましょう。
※配列は {"Tokyo","Chiba","Saitama","Kanagawa"} を使用します。
まずは「システム」>「オリジナル」>「代入」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「その他」>「代入先」にArray of String型の変数( この例の場合では「result」)、さらに「値」に値(この例の場合では「 {"Tokyo","Chiba","Saitama","Kanagawa"} 」)を入力します。
※変数の作成は「変数の作成」をご参照ください
次に、「システム」>「コントロールフロー」>「繰り返し(コレクションの各要素)」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「その他」>「TypeArgument」のドロップダウンから「 String 」を選択し、さらに「入力」>「値」にArray of String型の変数( この例の場合は「 result 」)を入力します。
「システム」>「コントロールフロー」>「条件分岐」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「その他」>「条件」にBoolean型の変数かVBの式(この例の場合はVBの式で、「 item = "Saitama" 」)と入力します。
さらに、「システム」>「コントロールフロー」>「継続」を「条件分岐」のThenの方にドラッグ&ドロップし、配置します。
実行結果を確認するため「1行を書き込む」を配置し、プロパティの「テキスト」に値(今回の例では「 item + ":対象外です" 」)を入力します。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でワークフローを実行後、「出力パネル」を開きます。
要素が「Saitama」の場合、次の繰り返し処理に進む為、「 Saitama:対象外です 」は表示されません。Saitama以外が表示されていることを確認してください。
【 参考:「継続」を「条件分岐」のElseの方に配置した場合の実行結果 】
要素が「Tokyo」、「Chiba」、「Kanagawa」の場合は次の繰り返し処理に進むため、「 Saitama:対象外です 」のみが表示されます。