テキストを取得

Javaの「テキストを取得」アクティビティについてご紹介します。アクティビティの概要と使用例を参考に使い方をご説明します。

1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Java.GetText

2.説明

Javaアプリケーション内のテキストを取得する。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン：2.0.3.0、2.0.4.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます

3.プロパティ

プロパティ項目	プロパティ名	入力欄	説明
その他	パブリック	チェック項目	ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。（詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照）
	表示名	任意の文字列	デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
一般	エラー時に続行	値を入力（Boolean型）	エラー時に後続の処理に進む
	タイムアウト	値を入力（Int32型）	エラーになる前に指定した時間待機する
出力	出力テキスト	値を入力（String型）	取得したテキストを格納する
入力	From	値を入力（JavaElement型）	設定された値をルートとして、「セレクタを編集」で指定された要素を検索します。
	セレクタを編集	値を入力（String型）	「要素を指定」で設定した要素の詳細が反映されます。ここで設定した要素を取得します。 「セレクタを編集」「入力エレメント」のどちらか一方のみ設定できます。
	入力エレメント	値を入力（JavaElement型）	設定された要素を取得します。 「セレクタを編集」「入力エレメント」のどちらか一方のみ設定できます。

4.使い方

「テキストを取得」アクティビティの使用例を参考に説明します。

【例】Javaアプリケーション上のテキストを取得し表示する

デザイナーパネル上にあらかじめ「Java Guiスコープ」アクティビティを配置し、操作したいJavaアプリケーションを指定しておきます。

今回は以下のような画面が表示されるJavaアプリケーション内に表示されている「kobot Platform」を取得します。

「テキストを取得」アクティビティをあらかじめ設置した「Java Guiスコープ」アクティビティ内にドラッグ&ドロップで配置します。

「要素を指定」をクリックして、取得したいテキストの要素を取得します。

要素を指定します。詳細は「セレクタの取得方法（Java）」をご参照ください。

次に「出力＞出力テキスト」プロパティにString型変数「textdata」を設定します。変数の作成方法は「変数の作成」を参照ください。※変数のスコープをシーケンス全体に設定しておきます。

「メッセージボックス」アクティビティをデザイナーパネルにドラッグアンドドロップで設置します。

「テキスト」オプションに「"「"+textdata+"」を取得しました"」と入力します。

「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行すると、Javaアプリケーション内のテキストを取得した旨、メッセージボックスに表示されます。