「Is Match」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Core.IsMatch
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「Is Match」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「Regex」 >「Is Match」
指定した文字列に、正規表現パターンと一致する文字列があるかどうか確認できます。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.1.1.1、2.1.1.2
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | Result | 値を入力(Boolean型) | 正規表現で一致するものの有無をTrueまたはFalseで返す。 |
パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) | |
正規表現オプション | ドロップダウン選択 | 正規表現のオプションを設定する。 | |
正規表現パターン | 値を入力(String型) | 一致させたい正規表現のパターンを設定する。 | |
入力 | 値を入力(String型) | 一致を検索する文字列を設定する。 | |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 |
4.使い方
任意の文字列に、必要な文字が含まれているかどうか確認してみましょう。(今回の例では「コボットPortalへようこそ」という文字列の中に、「コボット」あるいは「ポータル」という文字が含まれているかどうかを確認します)
まずは「コア」>「Regex」>「Is Match」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティの「その他」>「Result」に、Boolean型の変数( この例の場合では「 result 」)を入力します。
※変数の作成方法は「変数の作成」を参照してください
プロパティの「その他」>「正規表現パターン」に文字列かString型の変数( この例の場合では、文字列で「 "コボット|ポータル" 」)を入力し、さらに「入力」に文字列かString型の変数( この例の場合では、文字列で「 "コボットPortalへようこそ" 」)を入力します。
※正規表現については「.NETの正規表現(Microsoft)」を参照してください
実行結果を確認するため「オリジナル」>「1行を書き込む」を配置し、必要な変数等を設定します。( この例の場合では「 result.ToString 」と入力 )
「正規表現オプション」プロパティを設定する場合、詳細については「正規表現のオプション(Microsoft)」を参照してください。今回はデフォルトの状態で問題ありません。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でワークフローを実行後、「出力パネル」を開きます。
「コボットPortalへようこそ」の文字列の中に、正規表現パターンで設定した「コボット」が含まれるため、「True」が表示されていることを確認してください。
※正規表現パターンの設定を「 "kobot|ポータル" 」にした場合は、「コボットPortalへようこそ」の文字列内に「kobot」も「ポータル」も含まれないため、結果が「False」となります。