「Excel罫線を設定」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Excel.ExcelSetBorder
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Excel罫線を設定」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Excel」 > 「Interop」 > 「Excel罫線を設定」
Excelの指定したセルに罫線を設定するアクティビティです。「Excelアプリケーションスコープ」内で利用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.5.1、2.1.0.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
オプション | 線のスタイル | プルダウン選択 | 罫線のスタイルを指定する。※1 |
線の色 | 値を入力(Int32型) | 罫線の色を指定する。※2 | |
線の太さ | プルダウン選択 | 罫線の太さを指定する。※3 | |
入力 | シート名 | 値を入力(String型) | 操作対象となる存在しているシート名を指定する。 |
範囲 | 値を入力(String型) | 操作対象となるセルの範囲を指定する。 |
※1 詳細は「XlLineStyle Enum(Microsoft)」等をご参照ください
※2 詳細は「XlColorIndex 列挙 (Excel)(Microsoft)」「ColorIndex プロパティ (Excel グラフ)(Microsoft)」等をご参照ください
※3 詳細は「XlBorderWeight Enum(Microsoft)」等をご参照ください
4.使い方
プロジェクトフォルダ内にある「Excel罫線設定サンプルファイル.xlsx」ファイルに罫線を設定する一連の流れをご紹介します。
「Excel罫線設定サンプルファイル.xlsx」には「罫線を設定」のシートが存在し、すべてのセルに罫線が引かれていない状態です。
今回はC3/C4/D3/D4の4つのセルに、青い太い罫線を設定してみます。
まず、「Excel > Interop > Excelアプリケーションスコープ」アクティビティをドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに配置します。
ワークブックのパスとして「"Excel罫線設定サンプルファイル.xlsx"」を入力します。
次に、「Excel > Interop > Excel罫線を設定」アクティビティをドラッグアンドドロップでデザイナーパネルに配置します。
青い太い罫線を設定したいので、次のように入力・設定します。※詳細はプロパティに記載のリンク先をご参照ください。
- 線のスタイル:「xlContinuous」をプルダウン選択
- 線の色:「5」(blue)を入力
- 線の太さ:「xlThick」(太い線)をプルダウン選択
「シート名」プロパティと「範囲」プロパティに、次の内容を入力します。
- シート名:「"罫線を設定"」を入力
- 範囲:「"C3:D4"」を入力
「Excel罫線設定サンプルファイル.xlsx」を開いていたら閉じてから、ワークフローを保存して「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行してみましょう。
プロジェクトフォルダ内の「Excel罫線設定サンプルファイル.xlsx」を開き、C3/C4/D3/D4に青い太い罫線が設定されていたら成功です。