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セキュア資格情報を取得(旧:セキュアクレデンシャルを取得)

「セキュア資格情報を取得(セキュアクレデンシャルを取得)」アクティビティのご紹介をします。


1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Core.GetSecureCredential


2.説明

Studio バージョン 2.0.2.0まで

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「Windows資格情報」> 「セキュア資格情報を取得(セキュアクレデンシャルを取得)」

Studio バージョン 2.0.3.0から

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「Windows資格情報」> 「セキュア資格情報を取得」

Windows資格情報のユーザー名を文字列、パスワードをセキュリティで保護された文字列として取得し、取得結果をTrueまたはFalseで返します。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.1.1.2
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます


3.プロパティ

プロパティ項目プロパティ名入力欄説明
その他パブリックチェック項目ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照)
表示名任意の文字列デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
出力パスワード値を入力(String型)ターゲットのパスワードを設定する。
ユーザ名値を入力(String型)ターゲットのユーザ名を設定する。
結果値を入力(Boolean型)ターゲットの情報を取得できたかどうか設定する。
入力ターゲット値を入力(String型)取得する資格情報を設定する。
永続化種別ドロップダウン選択資格情報を保持する種別をSession、LocalComputer、Enterpriseの3つのオプションから選択する。
Session:
資格情報は現在のログオンセッション中のみ保存される。
LocalComputer:
資格情報は同じマシン上の、これより後の全てのログオンセッションで持続する。他のマシン上のこのユーザーのログオンセッションでは表示されない。
Enterprise:
資格情報は、同じマシン上のこれより後の全てのログオンセッションで持続する。他のマシン上のこのユーザーのログオンセッションでも表示される。
資格情報の種別ドロップダウン選択取得する資格情報の種別をNone、Generic、DomainPassword、DomainCertificate、DomainVisiblePasswordの5つのオプションから選択する。
None:
資格情報は適用されない。
Generic:
資格情報を Windows Credential Manager の Generic Credentialセクションに格納する。
DomainPassword:
Microsoft 認証パッケージ固有で、Windows Credential Manager の Windows Credential セクションに格納する。
DomainCertificate:
証明書専用の資格情報を格納し、資格情報マネージャーの Certificate based Credential セクションに格納する。
DomainVisiblePassword:
Microsoft 認証パッケージ(Passport)に固有のパスワードの資格情報。


4.使い方

コボットPortalにログインする際のメールアドレスとパスワードをWindows資格情報の汎用資格情報に追加し、この資格情報にあるメールアドレスを文字列、パスワードをセキュリティで保護された文字列として、それぞれを取得する方法をご紹介します。

※Windows資格情報の汎用資格情報に追加する方法は「資格情報を取得(クレデンシャルを取得)」を参照してください。


次に、コボットStudioを起動し「コア」>「Windows資格情報」>「セキュア資格情報を取得」をドラッグ&ドロップし、配置します。


プロパティにある「出力」>「パスワード」にSecureString型の変数( この例の場合では「 password 」)を入力し、さらに「ユーザー名」にString型の変数( この例の場合では「 username 」)を入力します。
※変数を作成する方法は「変数の作成」をご参照ください


プロパティにある「入力」>「ターゲット」に、汎用資格情報の「インターネットまたはネットワークのアドレス」に入力した内容( この例の場合では「 "kobot_login" 」)を入力します。
※kobot_loginは、「資格情報の取得(旧:クレデンシャルを取得)」で作成しております


実行結果を確認するため「1行を書き込む」を配置し、必要な変数等を設定します。
※この例では「 "ユーザー名:" + username 」と「 "パスワード:" + password.ToString 」を入力しています。


「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でワークフローを実行後、出力パネルを開きます。ユーザー名が表示され、パスワードはセキュリティで保護された文字列が表示されている事を確認してください。



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Erina is the author of this solution article.

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