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文字列処理

変数を用いた文字列処理についてご紹介します。ここでは文字列型(String型)を例にご説明します。


1.文字列型(String型)とは

文字を用いる際にString型(文字列型)を使用します。
変数の値を ""(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。


2.文字列の処理操作

String型で主に使われる代表的な処理を紹介いたします。

項番処理内容処理関数
1文字列の結合文字列 + 文字列
2文字の置換対象文字列.Replace(置換される文字列,置換する文字列)
3文字列の削除
対象文字列.Remove(削除する文字位置,削除する文字数)
4文字列の一部を取得対象文字列.Char(取得したい文字位置)
5文字列から文字を取り出す対象文字列.Substring(取得する文字位置,取得する文字数)
6文字列の前後の空白を削除
対象文字列.Trim
7文字列の文字数を取得
対象文字列.Length
8文字列を分割する対象文字列.Split(区切り文字)

※文字位置は文字を0から数えます。"abc"の場合、aは0番目  bは1番目  cは2番目となります。

1. 文字列の結合

文字列同士を結合して一つの文字列とします。

例:"abc" + "def"

メッセージボックス入力例

出力例

2. 文字を置換

対象文字列から指定した文字を置き換えます。

例:"abc".Replace("abc","xyz")

メッセージボックス入力例

出力例

3. 文字列の削除

対象文字列の指定した箇所から指定した文字数削除します。

例:"abc".Remove(1,2)

メッセージボックス入力例

出力例

4. 文字列から文字を取得

対象文字列の指定した位置の文字(1文字)を取得します。

例:"abc".Chars(0)

メッセージボックス入力例

出力例

5. 文字列から一部を取得

対象文字列の指定した位置から指定した文字数の文字列を取得します。

例:"abc".Substring(0,2)

メッセージボックス入力例

出力例

6. 文字列の前後の空白を削除

対象文字列の前後に空白が含まれている場合それらを削除します。

例:" a  bc ".Trim

メッセージボックス入力例

出力例 
※aとbの間にあるスペースは削除されません、削除対象はあくまで文字列の前後のみです

7.  文字列の文字数を取得

対象文字列の文字数を取得します。

例:"abc".Length

メッセージボックス入力例 
※メッセージボックス表示をするために、ToStringを最後につけています

出力例

8. 文字列を分割する

対象文字列を指定した区切り文字で分割します。

例:"イチゴ,リンゴ,モモ,ブドウ".Split(",".ToCharArray)

繰り返し(コレクションの各要素)・メッセージボックス入力例

繰り返し(コレクションの各要素)の「値」プロパティ入力例

出力例


印刷
S
Shiori is the author of this solution article.

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