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イベント情報<T>を取得

「イベント情報<T>を取得」アクティビティのご紹介をします。

1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Core.GetEventInfo


2.説明

Studio バージョン 2.0.2.0まで

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「イベント」> 「イベント情報<T>を取得」

Studio バージョン 2.0.3.0から

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「イベント」> 「イベント情報<T>を取得」

トリガーと関連のある、異なる種類の情報を抽出できるアクティビティです。「イベントを監視」内で使用します。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.5.0、2.1.0.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます


3.プロパティ

プロパティ項目プロパティ名入力欄説明
その他TypeArgumentドロップダウン選択引数の確認をサポートする変数の型。
パブリックチェック項目ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照)
結果値を入力(FileSystemEventArgs型)トリガーからの出力情報。
表示名任意の文字列デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。


4.使い方

フォルダにある任意のファイル名を変更すると、その直後に変更後のファイル名をメッセージボックスで表示する例をご紹介します。

事前準備として、プロジェクトフォルダ内配下に「Data」フォルダを作成し、その中に「Sample.xlsx」を予め作成しておきます。

まずは、「コア」>「イベント」> 「イベントを監視」をドラッグ&ドロップし、配置します。

プロパティの「オプション」>「無限に繰り返す」に、文字列で「 False 」を入力します。 (※デフォルトではTrueが入力されていますが、今回の例ではアクティビティの実行を1回のみとするため、Falseに変更します)


さらに「イベントを監視」内の「ここにトリガアクティビティをドロップする」と記載がある箇所に「コア」>「トリガ」>「ファイル変更トリガ」を配置します。


プロパティの「イベント」>「変更タイプ」をクリックし、「Renamed」を選択しチェックを入れます。


プロパティにある「パス」に、文字列で「 "Data\" 」と入力します。


今度は「コア」>「イベント」>「イベント情報<T>を取得」をドラッグ&ドロップし、配置します。


プロパティにある「結果」にFileSystemEventArgs型の変数(この例の場合では「 fsEventInfo 」)を入力します。変数の作成については「変数の作成」をご覧ください。
※FileSystemEventArgsについては「FileSystemEventArgs クラス(Microsoft)」を参照してください。


最後に「コア」>「ダイアログ」>「メッセージボックス」をドラッグ&ドロップし、配置します。


プロパティにある「テキスト」に、変数とプロパティ名を入力します。(今回の例では「 fsEventInfo.Name 」)


「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でロボットを実行し、フォルダにあるファイルのファイル名を変更します。


ファイル名を変更後、すぐにメッセージボックス上に変更後のファイル名が表示されたことを確認してください。


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E
Erina is the author of this solution article.

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