テキストファイルに行を追加

「テキストファイルに行を追加」アクティビティのご紹介をします。

1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Core.AppendLine

2.説明

Studio バージョン 2.0.2.0まで

Studio バージョン 2.0.3.0から

指定した文字列をファイルに追加します。ファイルが存在しない場合はファイルを新規作成をしてから指定した文字列を追加します。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン：2.0.5.1、2.1.0.0、2.1.1.1
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます

3.プロパティ

プロパティ項目	プロパティ名	入力欄	説明
その他	パブリック	チェック項目	ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。（詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照）
	表示名	任意の文字列	デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
ファイル	エンコーディング	値を入力（String型）	テキストファイルの文字エンコードを指定する。（任意）
	ファイル名	値を入力（String型）	行を追加するテキストファイルのファイル名を指定する。
入力	テキスト	値を入力（String型）	ファイルに追加するテキストを入力する。

4.使い方

実際のワークフローを通してアクティビティの使い方を確かめていきましょう。

まず、「コア」 > 「ファイル」 > 「テキストファイルに行を追加」アクティビティをドラッグ&ドロップでデザイナーパネルに配置します。

次にテキストファイルの指定をします。

今回はデスクトップ上に「テキストファイルに行を追加する.txt」というファイルを新規で作成します。「ファイル名」プロパティに「"C:\Users\ユーザー名\Desktop\テキストファイルに行を追加する.txt"」と入力しましょう。この時忘れずに「"」で囲いましょう。

次に追加するテキストを指定します。

「テキスト」プロパティに「 "テキストを追加します" 」と入力します。ここでも忘れずに「”」で囲んでください。

最後にエンコードを指定します。

このプロパティは任意ですが文字化けを防ぐため今回は設定します。実際にワークフローを作成する際は状況や環境に応じて適宜設定してください。「エンコーディング」プロパティの式エディターを開きます。「"UTF-8"」と入力しEnterキーを押下して式エディターを閉じます。

これでワークフローは完成です。

実行する前にデスクトップに「テキストファイルに行を追加する.txt」ファイルがないことを確認します。ファイルがないことを確認したら保存して「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行してみましょう。

ワークフローが正常に終了するとデスクトップ上にテキストファイルが作成されています。

ファイルをメモ帳で開くと「テキストを追加します」と入力されていることが確認できます。

次に既存のファイルにも正常にテキストが追加されることを確認します。ここで先ほど開いたメモ帳は一度閉じておきましょう。

メモ帳を閉じたら再度「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下で実行してみましょう。

ワークフローが終了したら、先ほど作成されたファイルを再度メモ帳で開いてみましょう。2行目にも「テキストを追加します」の文言が追加されていることが確認できます。