コボットPortal

「ブラウザ」と「Native Browser」の違い

コボットStudioリリース当初から「ブラウザ」のアクティビティを提供していますが、コボットStudio バージョン2.1.1.1から新しく「Native Browser」のアクティビティが追加されました。

それぞれとても良く似たアクティビティが提供されておりますが、違いのポイントをご紹介します。

「Native Browser」アクティビティでは「ブラウザ」アクティビティでは実現できなかったことが実現できたり、処理時間の短縮に繋がるケースがございます。「Internet  Explorer」のみシステムが対応しているなどの事情がある場合を除き、ぜひ今後は「Native Browser」をご活用ください。


1.Native Browserの追加方法

「Native Browser」アクティビティを使用するためにはパッケージマネージャーからアクティビティの追加を行う必要があります。アクティビティの追加については以下のナレッジに記載されておりますのでご確認ください。

※「RCA.Activities.NativeBrowser」を追加してください。

アクティビティの追加・削除方法(2.1.0.0~)

パッケージマネージャーのイメージ

2.「ブラウザ」と「Native Browser」の違い

Point1. アクティビティの違い

「ブラウザ」と「Native Browser」に含まれるアクティビティは一部異なります。

「ブラウザ」にあって、「Native Browser」にないもの

  • アタッチ用ブラウザの起動(B)
  • ブラウザスコープ(B)
  • ショートカットキーを送信(B)
  • データを抽出(B)
  • 要素が存在するまで待機(B)
  • ハンドルアラート(B)

「Native Browser」にあって、「ブラウザ」にないもの

  • 要素を取得(NB)

Point2. 操作対象となるブラウザ

まず、「ブラウザ」アクティビティと「Native Browser」アクティビティの違いの1つとして、選択できるブラウザがあげられます。それぞれの対象ブラウザは以下の表をご確認ください。

コボットStudio 2.1.1.1の比較表


ブラウザNative Browser
Google Chrome
Internet Explorer ※×
Firefox
Edge

※Internet Explorerは「Internet  Explorer」という専用カテゴリが用意されています

Point3. ブラウザの起動方法

また、「ブラウザ」アクティビティでは自動起動専用ブラウザでの起動でしたが、「Native Browser」アクティビティでは手動起動と同様にブラウザを起動します。

その際注意すべき点のひとつが「既にログイン済みのサイトを起動した場合、ログインした状態になる」という点です。

例えば、ログイン処理のワークフローを「ブラウザ」アクティビティで行う場合、「文字入力(B)」アクティビティや「クリック(B)」アクティビティを使用してIDやパスワードを入力するワークフローを作成する必要がありますが、「Native Browser」アクティビティでは正しいIDでログイン済みのサイトだった場合にはそれらの処理を省略することが可能です。以下にワークフローの例を載せていますのでご参考にしてください。

※運用上では「ログイン中のIDが別のIDだったら」「日数が経過してしまっており自動的にログアウトしてしまっていたら」など考慮すべき点があるので、実務に沿ったワークフロー作成をお願いします

※reCAPTCHA認証が必要になっているなど、ロボット操作を禁止しているサイトは多く存在しています。サイトの禁止事項等をよくご確認ください。

例)「ブラウザ」アクティビティの場合

例)「NativeBrowser」アクティビティの場合(前提:ログイン状態が継続している場合)

※画像は一例です。サイトによって実際のワークフローは異なる場合がございます。

以下はコボットPortalのトップページを表示、ログイン後「アカウント」>「お問い合わせ履歴」に遷移するワークフローの実行時間を比較した表です。PCのスペックや通信環境に左右されますのであくまで参考としてご覧ください。

「ブラウザ」では必要だったログインする手順が「Native Browser」では不要になったことにより、処理時間が大幅に短縮されました。


1回目2回目3回目4回目5回目平均
ブラウザ13秒11秒14秒11秒10秒11.8秒
Native Browser4秒4秒3秒3秒4秒3.6秒

先ほども記載いたしましたが、この検証はあくまで正しいIDでログインしている状態を前提としたワークフローの検証です。実務に沿ったワークフローを作成し、運用するようにしましょう。

Point4. プライベートモード

「Native Browser」アクティビティではプロパティで設定することで「プライベートモード」を使用することが可能です。「プライベートモード」については、「ブラウザを開く(NB)」で記載しておりますのでご確認ください。

Point5. Chromeの最新バージョンへの対応

ChromeのアップデートとコボットStudioのアップデート頻度に差があるため、利用しているChromeのバージョンが選択肢に含まれないケースがあります。

「ブラウザ」の場合は「コボットStudioにChromeのバージョンを追加する方法」記載の手順を実施しないと対応できないのですが、「Native Browser」の場合はChrome Driverを意識することなく利用できるため、上記の対応が不要です。

Point6. アクティビティ実行前後の待機時間

「Native Browser」のアクティビティには「実行後の待機時間」プロパティと「実行前の待機時間」プロパティが予め含まれています。(「ブラウザを開く(NB)」など一部のアクティビティには含まれません)

「ブラウザ」の時に画面の遷移がうまくいかないタイミングがあると、(「クリック(B)」と「クリック(B)」の間など)アクティビティの間に「待機」アクティビティを配置している方もいらっしゃったと思いますが、「Native Browser」には予めプロパティとして含まれているので、「待機」アクティビティを入れることなく待機時間の設定ができ、ワークフローの見た目をシンプルにすることができます。

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Hyuga is the author of this solution article.

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