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変数について

ロボットに実際の業務を行われる際に、一時的に必要情報(例:ID/PW、フォルダ名を覚えてもらうため、よく使われる変数という機能を紹介します。

目次
  1. 変数とは
  2. 型について


1.変数とは

変数とは、「値を格納しておく箱」です。ロボットを開発する観点でいうと、ロボットに一時的に覚えてもらう情報が格納された場所となります。

その情報の定義、変更、参照などは、変数が使われます。

例えば、ロボットに業務システムにログインさせたい場合、まずは「ID」と「PASSWORD」の2つ変数を定義します。その後、特定のエクセルファイルから、IDとパスワードを取得し定義された二つの変数に格納します。最後に、システムのログイン画面に、ロボットが「ID」と「PASSWORD」に保存された情報を参照しログインを行います。


2.型について

変数に様々な情報の種類(文字列や数字など)を格納できます。その種類は通称「型」といいます。以下のテーブルにて、ロボットがよく使われる型を紹介します。

説明内容
String型文字列を使用する際に使用例:"A"
 文字列の前後を""で囲みます
Int32型数値を用いる際に使用(小数点は除く)例:1
 主に計算をする際に用いられます
Double型数値を用いる際に使用する(小数含む)例:0.1
 主に小数点を用いる際に用いられます
Boolean型真偽の値を用いる際に使用例:True or False
 主に条件分岐などで使われます。デフォルトはFalseが入ります。
Array型配列を用いる際に使用例:{"A","B"}
単一あるいは複数の値を括弧内に保存します
括弧内には対象の型を保存します
※例はString[]です
DataTable型行と列の値を用いる際に使用行と列によって構成される表形式のものです。
主にExcel、csv操作に用いられます
DateTime型日付を用いる際に使用例:2020/04/01
日付の表示方法を指定可能。
 初期値は0001/00/00 0:00:00 で表示されます
印刷
S
Saki is the author of this solution article.

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