「Excel行追加」アクティビティのご紹介をします。
1.アクティビティのプログラム名
RCA.Activities.Excel.ExcelInsertRows
2.説明
Studio バージョン ~2.0.2.0
クイックアクセス: 「Excel」>「Excel行追加」
Studio バージョン 2.0.3.0~
クイックアクセス: 「Excel」>「Interop」>「Excel行追加」
Excelワークブックにある任意のシートに、指定した行数を追加するアクティビティです。「Excelアプリケーションスコープ」内で使用します。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.4.0
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3.プロパティ
プロパティ項目 | プロパティ名 | 入力欄 | 説明 |
---|---|---|---|
オプション | コピーオリジン | ドロップダウン選択 | xlFormat FromLeftOrAboveとxlFormatFromRightOrBelowの2つのオプションから選択する。 |
その他 | パブリック | チェック項目 | ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照) |
表示名 | 任意の文字列 | デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。 | |
入力 | シート名 | 値を入力(String型) | 指定したシート名に行が追加される。 |
行の位置 | 値を入力(Int32型) | 指定した行から行追加が開始される。 | |
行数 | 値を入力(Int32型) | 指定した行数が追加される。 |
※「シート名」プロパティには、対象ファイル内に存在しているシート名のみ指定が可能です。
4.使い方
事前準備として、プロジェクトフォルダ内配下に「Data」フォルダを作成し、その中に「Sample.xlsx」を予め作成しておきます。(今回の例では「データテーブルをビルド」で作成したデータテーブルの内容を「Sample.xlsx」として使用しています)
まずは、「Excel」>「Interop」> 「Excelアプリケーションスコープ」をドラッグ&ドロップし、配置します。
次に、プロパティにある「ワークブックパス」に、開きたいExcelのファイルパスを文字列かString型の変数(この例の場合は文字列で「"Data\Sample.xlsx"」)を入力します。
さらに「Excel」>「Interop」> 「Excel行追加」をドラッグ&ドロップし、配置します。
プロパティにある「行の位置」と「行数」に任意の整数か、あるいはInt32型の変数(この例の場合では、整数で「3」と「5」)を入力します。変数の作成については「変数の作成」をご覧ください。
「ホーム > スタート」をクリック、または、「F5キー」押下でロボットを実行し、指定した行の位置から、指定した数の行が追加された事を確認してください。
【参考】※ロボット実行前
【参考】※ロボット実行後(3行目を開始行として、そこから5行追加された)