コボットPortal

画像をクリック

「画像をクリック」アクティビティについてご紹介します。


1. アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.Core.ImageClick

2. 説明

Studio バージョン 2.0.2.0まで

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「画像をクリック」

Studio バージョン 2.0.3.0から

  クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「コア」 > 「イメージ」 > 「画像をクリック」

指定した画像をクリックします。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.2.0.3、2.2.0.4
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます

3. プロパティ 

プロパティ項目プロパティ名入力欄説明
オプションクリックする位置ドロップダウン選択画像内でのクリック位置を
「左側(Left)」
「右側(Right)」
「中央(Center)」
から選択する。
ハイレゾ画像検索チェック項目クリックしたい画像をハイレゾで検索する。
画像の類似度値を入力(Double型)クリックしたい画像と実際に見つけた画像との類似度を0~1の間の値で計算し、本項目で指定した値以上であれば、クリックしたい画像と判定する。
デフォルト:0.7
その他パブリック
チェック項目ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。(詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照)
表示名値を入力(String型)デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
入力オフセットX値を入力(Int32型)「クリックする位置」で指定した場所を0として、水平方向にクリック位置を変更したい際に設定する。
正の値:→方向
負の値:←方向
オフセットY値を入力(Int32型)「クリックする位置」で指定した場所を0として、垂直方向にクリック位置を変更したい際に設定する。
正の値:↓方向
負の値:↑方向
クリックタイプドロップダウン選択クリックタイプを
「左クリック(LeftClick)」「左ダブルクリック(LeftDoubleClick)」
「右クリック(RightClick)
「右ダブルクリック(RightDoubleClick)」」
から選択する。
遅延(ミリ秒)値を入力(Int32型)指定した時間アクティビティの実行を遅延させる。

4. 使い方

「画像をクリック」アクティビティの使い方をアクティビティの使用例を参考に説明します。
コボットStudio上で本アクティビティをドラッグアンドドロップし、シーケンス内にで配置します。

「スクリーンショットを撮る」をクリックします。

kobotの画面が最小化され、後ろに表示されている画面をドラッグで選択できるようになるため、
マウスをドラッグしてクリックしたい領域を選択します。

下図のように、クリックしたい範囲が画像として取得できます。

この状態でワークフローを実行することで、テストデータ.txtをクリックすることが出来ます。
また、オプション項目を設定することでクリック位置の細かな調整や、ダブルクリック・右クリックなどを行うことも出来ます。


取得した画像を保存したい場合、下図のようにアクティビティの右側をクリックし(画像1)
メニューから「画像を保存」を選択することで保存することが出来ます。(画像2)
保存した画像は、別のアクティビティ(例:「画像検索判定」)などで使用することも出来ます。

画像1

画像2

また、「スクリーンショットを撮る」では撮影が難しい箇所についても、
事前に準備しておいた画像をアクティビティ右側メニュー内「画像を読み込む」を利用してクリックする位置を指定することも可能です。


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Shiori is the author of this solution article.

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