フローチャートの説明や特徴、具体的な使い方をご紹介します。こちらの記事をご参照していただくことでロボット開発の条件分岐処理などより質の高いフローを組み立てることができます。
1. アクティビティのプログラム名
System.Activities.Statements.Flowchart , System.Activities.Statements.Decision
2. 説明
クイックアクセス: 「ツールボックス」 > 「フローチャート」 > 「フローチャート」もしくは「フロー条件分岐」
フローチャートとは、コボットStudioのワークフローの1つです。特徴は複雑な条件処理をすることができるため、処理のループや複数の条件分岐など複雑な処理を行う際に使用されます。下記のイメージ画面のようにシーケンスと組み合わせて処理を作成することができます。
※動作を確認したコボットStudioのバージョン:2.0.1.6
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます
3. 使い方
「フローチャート」を使用する場合、アクティビティパネルから「フローチャート」をドラックアンドドロップでデザイナーパネルへ配置します。
フローチャート内に対象のアクティビティやシーケンスを配置して組み合わせを行いたい場合、フローチャートの「Start」にカーソルを合わせると上下左右に表示される場所にクリックを押しながら組み合わせたいアクティビティやシーケンスにカーソルを近づけることで線で連携されます。
フローチャート内で条件分岐を行いたい場合、アクティビティパネルから「フロー条件分岐」をフローチャート内にドラックアンドドロップで配置します。次に「フロー条件分岐」プロパティのその他 > 条件へ変数もしくは条件分岐式を入力して条件の設定を行います。
条件の設定後、条件に当てはまる場合を「True」属していない場合を「False」としてそれぞれの処理を作成し「フロー条件分岐」にカーソルを使づけ対象の処理を「フロー条件分岐」と連携させます。