ブラウザURLを待機(NB)

「ブラウザURLを待機(NB)」アクティビティのご紹介をします。

1.アクティビティのプログラム名

RCA.Activities.NativeBrowser.WaitWebUrl

2.説明

Studio バージョン 2.1.1.1から

コボットStudio 2.1.1.1リリース時に追加されたアクティビティです。パッケージマネージャーから追加可能です。開いたWebサイトのURLと指定した値を指定条件のもと比較し、その結果を出力します。

※動作を確認したコボットStudioのバージョン：2.1.1.2
※バージョンによって文言などが一部異なる場合がございます

3.プロパティ

プロパティ項目	プロパティ名	入力欄	説明
その他	パブリック	チェック項目	ログにアクティビティ内の変数と引数がログファイルに書き込まれ、Centerにプッシュされる。（詳細は「プロパティ項目「パブリック」について」を参照）
	表示名	任意の文字列	デザイナーパネルのアクティビティ名に反映される。
一般	エラー時に続行	値を入力（Boolean型）	エラー時に後続の処理に進む。
	タイムアウト	値を入力（Int32型）	エラーになる前に指定した時間（ミリ秒）待機する。
	実行後の待機時間	値を入力（Int32型）	待機を行った後に指定した時間（ミリ秒）待機する。
	実行前の待機時間	値を入力（Int32型）	待機を行う前に指定した時間（ミリ秒）待機する。
出力	結果	値を入力（Boolean型）	ブラウザURLが定義した要件を満たしている場合True。満たしていない場合False。
入力	ブラウザURL	値を入力（String型）	比較するブラウザURLを定義する。
	比較演算子	プルダウン選択	ブラウザURLの比較条件を設定する。詳細は以下。

「入力」 > 「比較演算子」プロパティには３つの選択肢が用意されています。

「比較演算子」プロパティ	「結果」プロパティがTrueになるケース
EQUALS	入力した値と完全一致の場合にTrue
CONTAINS	入力した値が含まれる場合にTrue（部分一致）
MATCHES	正規表現で条件を入力し、一致していた場合True

4.使い方

「ブラウザURLを待機(NB)」アクティビティの実際の使用例をもとに説明します。

【例】Chromeで任意のWebページを開き、ページURLの検証を行い結果を表示する。

「Native Browser」 > 「ブラウザを開く(NB)」アクティビティを配置し、開きたいページのURLを「入力」 > 「URL」プロパティ（今回は「"https://platform.kobot.jp/support/home"」を設定）に設定している状態で「Native Browser」> 「ブラウザURLを待機(NB)」アクティビティを「ブラウザを開く(NB)」内にドラッグ＆ドロップで配置します。

配置したら「入力」 > 「ブラウザURL」プロパティ、「比較演算子」プロパティをそれぞれ以下のように設定します。

• ブラウザURL："https://platform.kobot.jp/support/*"
• 比較演算子：MATCHES

※今回は比較演算子が「MATCHES」のため、ワイルドカード（*）の使用が可能です。
※当サイトの仕様上、「ブラウザURL」に指定する値をクリックしても存在しないページ（ワイルドカードが含まれている）ためエラーページが表示されます。

「出力」 > 「結果」プロパティにBoolean型変数「result」を設定します。変数の設定方法について詳しくは「変数の作成」をご参照ください。

「コア」 > 「ダイアログ」 > 「メッセージボックス」アクティビティをドラッグ＆ドロップで配置し、「入力」 > 「テキスト」プロパティに「result.ToString」を設定します。

「ホーム > スタート」をクリック、もしくは「F5キー」押下で実行します。今回はプロパティに定義した条件とページURLが一致しているのでTrueが表示されます。